2022年6月19日 (日)

第8回 松阪の偉人たち展

 松阪偉人顕彰団体協議会主催の第8回「松阪の偉人たち展」が松阪市文化財センターにおいて、令和4年7月6日(水)~7月10日(日)に開催されます。
8名の偉人のみなさんがそれぞれの顕彰団体によって顕彰活動が行われます。
東畑精一顕彰会「楷(かいじゅ)の会」では、東畑精一博士の顕彰展示を行います。
ぜひ郷土の偉人たちの活躍をご覧ください。

日時:令和4年7月6日(水)~7月10日(日)9時30分~16時30分
   ※10日(日)のみ15時まで
場所:松阪市文化財センター(松阪市外五曲町1番地)

↓(参考)松阪市観光協会ホームページ
第8回 松阪の偉人たち展 令和4年7月6日(水)~7月10日(日) - 松阪市観光協会 (matsusaka-kanko.com)

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2022年5月 2日 (月)

「楷(かいじゅ)の会」会報第10号

会  報 第 10 号
令和4年5月2日


東畑精一博士と楷(カイノキ)


 東畑博士は「庭には珍木中の珍木である楷(カイノキ)がある(博士は楷を「かいじゅ」と称していました。(日本経済新聞』(昭和32年3月25日))と紹介していました。

 楷(カイノキ)はウルシ科で、和名をランシンボクといいます。古くは「淮南子」という古書に出ていて、幹や枝はまっすぐに伸びて曲がらないと書かれ、当時から珍しい木でありました。このような楷(カイノキ)は孔子と縁が深く、楷書のような風貌を呈していることから「学問の聖木」とされています。この木の繁殖はたいへん難しく、挿し木や取り木では発根せず、実生でもわずかな確率で発芽するにすぎません。用途は意外に広く、新芽や若葉は菜のように食べることができ、茶のように飲めるということです。種子から油がとれ、材は硬くて、杖、笏、碁盤などに利用できるようです。

 日本では、明治から大正ごろ、林学の大家であった白沢保美博士(1868年~1947年)が中国の泰山にある孔子廟から楷(カイノキ)の実を持ち帰って、林業試験場で苦心惨憺して数本の芽を出させた。その貴重な苗を、孔子に縁の深いところ(湯島聖堂、金沢文庫、佐賀県佐久市の孔子廟など)に配ったのが、日本での楷(カイノキ)の始まりでありました。

 東畑博士家にある楷(かいじゅ:カイノキ)は、戦前東大の園芸学教授浅見与七博士(1894年~1976年)が中国の曲阜にある孔子廟前にある楷(カイノキ)の大木を見、あたりに落ちていた実を数個ばかり持ち帰り大学で発芽を試みたものでありました。東畑博士は発芽した5~6㎝くらいの苗鉢をもらってきて、自宅の庭の日当たりのよい風が防げるところに植えました。順調に育って夏には庭の緑陰を作るまでになりました。

 東畑博士は「わが名はすぐに消えていく。しかし楷(かいじゅ)は今から数百年経っても大きく残り、曲阜の親木くらいにはなるかもしれない。」と言っていました。浅見博士が発芽させた苗の中では、残ったのは東畑博士家のものだけだったらしい。


「2」の価値観


「楷(かいじゅ)の会」の命名者によると、東畑精一博士を深く考察する中で、見出されたものに「2」があり、「2」は数字とも文字ともとれますが、単なる数字・文字ではなく、東畑精一博士の価値観であると命名者は捉えています。
この価値観ともいえる「2」は、東畑精一顕彰会の命名やその後の会の運営にも深くつながっています。

 命名者の深い考察の中で、会の名称は木の名前とするということを見い出し、「2」の木であるものが楷(かいじゅ)であることを解読するのは命名者にとって困難なことでした。

 その木は葉が2(対生状)であり、樹皮が2を描き、2期性(常緑期、落葉期)であることを考察で得て、ネムノキは樹皮が異なり、クスノキは常緑で異なるなど、一致するものを探す中で、楷という木が博士の生活の中にあったことがわかり、命名にいたりました。

 また、「2」を基調とした会の運営が会の発展につながるものと考えています。


楷(カイノキ)の記念植樹


 東畑精一顕彰会「楷(かいじゅ)の会」は2020年2月に発足しました。名称に使っている楷(カイノキ)を関係場所に植樹しよう思っていましたが、楷はたいへんな珍木で、繁殖がたいへん難しい樹木で、なかなか手に入れることはできませんでした。

 しかし、全国各地の知人たちに入手を依頼していた結果、1月に九州の方で栽培されていた楷(カイノキ)の幼木をうまく入手することができました。

 2月は東畑博士の誕生月(2月2日生まれ)でもあり、今月は2という数字(2022年2月)が並んでいると同時に、顕彰会「楷(かいじゅ)の会」(2020年2月に発足)の2周年に当たります。そのことから八方手を尽くして入手した楷(カイノキ)を東畑博士の関係場所に記念植樹をすることにしました。

 まず、2月2日(水)(午後2時)に東畑博士の生家の前庭に、東畑博士の誕生(123年前の2月2日)と「楷(かいじゅ)の会」の2周年を記念して楷(樹高1.2m、1本)を植樹しました。植樹に当たっては現在所有されている中川電化産業(株)の社長はじめ関係者に植樹していただきました。植樹の穴を掘り、木を植えたのち、施肥やかん水を行い、支柱を建て、煉瓦で株の回りを囲みました。記念植樹の看板は後日中川電化産業(株)に作成していただきました。

 次に、東畑記念館の庭園には2月2日に「楷(カイノキ)」を仮植し、3月1日(火)に株式会社東畑建築事務所の所員(辰巳様、赤松様(お二人は「楷(かいじゅ)の会」会員です。)により本植えすることができました。当日は雨降りでしたが、植樹の周りに盛り土をして、肥料を少し施しました。

 さらに、農業塾の2月講座(2月12日)でサトイモや畝作り実習を学習した後、「農業塾」開講10周年の記念行事として「楷(カイノキ)」を植樹しました。コロナ感染者の高止まりで欠席者が多い中、学習意欲の高い参加者を中心に実習農場に植樹しました。2月という時期は植樹や植え替えに最適な時期でもあり、春になると勢いよく新芽を出してくれると思いました。


第1回総会の開催


「楷(かいじゅ)の会」が発足して2周年になりました。この会をさらに深化発展し永続性を図るため、総会(4月2日)を開催し、会員の皆様の当会へのご理解とご協力をお願いすることになりました。
 コロナ禍の中での一堂に会しての開催は好ましいとは言えないので、書面決議という方法で開催したところ、会員全員の賛成をいただき、4月2日から新しい規約のもと活動することになりました。今後ともよろしくお願いします。


 

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2022年4月23日 (土)

緑のカーテン育て方教室

「緑のカーテン」とは、夏の高温時に建物をツル性の一年生植物で覆い、直射日光を遮断し、日陰を作り涼しくすることで、消費電力の削減につなげようとするものです。
自然の力で、エアコンのいらない省エネな暮らしに変えていきましょう。


楷(かいじゅ)の会では、松阪市環境課からの委託を受け、当会の森川会長が講師となり、「緑のカーテンの育て方教室」を午前、午後の2回開催しました。

第1回
●日時: 令和4年4月23日(土)11:00~
●場所: 松阪農業公園ベルファーム 温室教室
●対象者: 松阪市公募による松阪市民 10名

第2回
●日時: 令和4年4月23日(土)13:15~
●場所: 松阪農業公園ベルファーム 温室教室
●対象者: 松阪市公募による松阪市民 10名

授業冒頭で、東畑精一博士の顕彰会である「楷(かいじゅ)の会」の説明を行いました。
東畑精一博士の顕彰団体であるとともに、主に地域の農業学習を担うボランティア団体として活動しています。

栽培の講義のあと、実習を行い、ニガウリの苗をプランターに植えて各家庭にお持ち帰りいただきました。

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当日は、夕刊三重新聞社様の取材がありました。

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2022年3月 1日 (火)

東畑記念館へ植樹を行いました

2022年3月1日、あいにくの雨の中、東畑記念館において東畑精一顕彰会「楷(かいじゅ)の会」のシンボルツリーである学問の木の「楷の木」の植樹を行いました。
すでに東畑生家、松阪農業公園ベルファーム内の学習農場にも植樹を行っており、東畑記念館は最後の植樹となりました。
当日は、株式会社東畑建築事務所さまより役員お二人がお見えになり、全国植樹祭にならい、お手植えを行っていただきました。
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大雨の中、本当にありがとうございました。
これからの楷の木の成長を見守りながら、本日の植樹については将来にわたり消えることのない形で残すこととします。

東畑記念館は、東畑精一博士が三重県に寄贈した建物であることがよく言われていますが、この建物が精一博士の弟で東畑建築事務所の創業者でもあり、日本を代表する建築設計家の東畑謙三先生の設計であることはあまり表に語られていません。

株式会社東畑建築事務所さまは創業者の謙三先生が設計された東畑記念館は後世に残すべき貴重な建築物であるとし、企業としてこの価値を将来に残したいと社会貢献を申し出ておられます。
この企業姿勢は、多くの企業で簡単にできるようなことではなく、東畑建築事務所さまの企業姿勢に改めて敬意を表したいと思います。

我々楷(かいじゅ)の会は、今までお金にならない農業に関わるさまざまな社会貢献活動(ボランティア活動)を積み上げてきました。
その中で、お金で評価できない価値(=姿勢)が、お金に勝る価値であることを知りました。
我々楷(かいじゅ)の会も、何ができるのかを考え、引き続き努力していきたいと思います。

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2022年2月12日 (土)

NPO農業塾・実習農場へ植樹を行いました

 2022年2月12日の農業塾開校日にNPO農業塾の開校10周年記念として、東畑精一顕彰会「楷(かいじゅ)の会」のシンボルツリーとなっている「学問の木」の楷の木の植樹を行いました。
すでに東畑生家、東畑記念館(仮植)にも植樹を行いましたが、農業を学ぶNPO農業塾の実習農場(松阪農業公園内)にも植樹を計画しました。
 きょうの開校日はコロナの影響で残念ながら受講生は少なかったですが、3名の受講生の方が植樹の代表者となっていただきました。
NPO農業塾は松阪農業公園ベルファームを拠点に2012年9月、第1期を開校し、今年は第10期を迎え、開校から10年が経過いたしました。
この10年間は農業を中心に農村文化や農産加工、林業も含めたさまざまな学習活動を展開してきましたが、今後も受講生の皆さまとともに農業の学びの場として地域のニーズに応えられる農業塾の運営に努力をしていきたいと考えています。

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2022年2月 4日 (金)

楷の木の植樹が新聞報道されました

2022年2月2日、東畑生家において行った楷の木の植樹は、夕刊三重新聞社様の取材のもと行われ、2月4日付けで同社により新聞報道されました。
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2022年2月 2日 (水)

東畑生家へ植樹を行いました

 本会の設立2周年記念日となる2022年2月2日、東畑精一博士の顕彰と関係団体、地域のさらなる発展を祈念して、東畑生家へ楷の木の植樹を行いました。

 当日は、夕刊三重新聞社様の取材のもと、東畑生家管理者の中川電化産業株式会社様と楷(かいじゅ)の会、豊地地域の関係機関の代表者様の6名が東畑生家に集まりました。

 和やかな雰囲気のなか、楷の木の成長を楽しみに関係者全員で植樹を行いました。
中川電化産業株式会社の河中社長様、太田取締役員様、豊地地区まちづくり協議会様、豊地公民館様、楷(かいじゅ)の会の森川会長、副会長の順にそれぞれ願いを込めてお手植えを行っていただきました。

 この楷の木でつながった皆さまとのご縁を大切に、これからの楷の木の成長を見守りたいと思います。

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「楷の木」の植樹が実現しました

 この度、「楷(かいじゅ)の会」の設立2周年を迎え、顕彰会名となっている「楷の木」の植樹が実現いたしました。

この植樹は本会の設立当時から実現を模索していたものでした。
もともと楷の木自体が日本国内でも希少なもので、植樹は困難と考えていました。

植樹を模索する中で、岡山県閑谷学校に楷の木の成木があり、種子が落下する時期に種子を採取に行く計画など考えていたのですが、繁殖率が低いのとコロナの感染拡大などで実現はしませんでした。

そこで国内大手造園業者のルートを通じて全国手配を行いましたところ、九州で幼木が3本見つかり、2年間かかりましたが、ようやく植樹が実現することになりました。

3本の幼木は、東畑生家(嬉野井上町)、東畑記念館(嬉野川北町)、松阪農業公園(伊勢寺町)に植樹をいたします。

東畑生家、東畑記念館は東畑精一博士の顕彰地であり、また
松阪農業公園につきましては、本会の母体であるNPO法人三重スローライフ協会の拠点であることから、適地と判断いたしました。

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2021年7月 7日 (水)

第7回 松阪の偉人たち展

日時:令和3年(2021)年7月7日(水)~7月11日(日)
   
午前9時30分~午後4時30分
   ただし最終日は午後3時まで

場所:松阪市文化財センター(入場無料)

●第1ギャラリー(3偉人)

・原田二郎 (原田積善会)
・本居宣長 (松阪鈴おどり・鈴リン会)
・松浦武四郎 (松浦武四郎記念館・友の会)

●第2ギャラリー(3偉人)

・大谷嘉兵衛 (茶王大谷嘉兵衛翁の会)
・蒲生氏郷 (蒲生氏郷公顕彰会)
・大淀三千風 (射和昔を語る会)

●第3ギャラリー(2偉人)

・東畑精一 (楷(かいじゅ)の会)
・三井高利 (松阪商人を語る会)

●ギャラリートーク
・今年度は中止となりました。

主催:松阪偉人顕彰団体協議会
共催:松阪市
後援:松阪市教育委員会

協賛:公益財団法人原田積善会
   公益財団法人岡田文化財団

⇩【PDF】第7回 松阪の偉人たち展
ダウンロード - e7acac7e59b9e20e69dbee998aae381aee58189e4babae3819fe381a1e5b195.pdf

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2020年7月 1日 (水)

第6回 松阪の偉人たち展

新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、第6回「松阪の偉人たち展」は中止となりました。

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