« 5.お開き | トップページ | 4.記念のお茶会 »

2024年2月 2日 (金)

施主「楷(かいじゅ)の会」副会長 運営のことば

東畑記念館 運営のことば


20240202208 令和3年10月に改修工事の話合いが始まって以降、この2年余りで、皆様から多くのご支援、ご指導をいただき、東畑記念館の運営団体として成長させていただきましたことに、心から感謝申し上げます。

我々「楷(かいじゅ)の会」は、この2年余り、この改修工事後に、東畑記念館の運営をお預かりする団体として、東畑記念館の活用を考え続けてまいりました。

「楷(かいじゅ)の会」の活動の中心は、顕彰会としての東畑精一博士の顕彰活動、そして博士の教育理念に基づく、実践を重視した農林業の教育活動でございます。

9年間にわたり、「松阪の偉人たち展」への出展団体として、また12年間にわたる実践教育に基づく農業塾を運営する団体として、昭和46年の記念館建設当初の博士のお考えに添った東畑記念館の運営を目指してまいりたいと思います。

令和4年2月、東畑記念館の敷地内に「学問の木」と言われる、楷(かいじゅ)の木の植樹をしました。

これは、記念館改修の成功を願っての植樹で、東畑建築事務所の辰己幸司さま、赤松千州さまのお二人と我々「楷(かいじゅ)の会」で行いました。

楷(かいじゅ)の木は、古く中国で「少年老い易く学成り難し」の木として、学問所に植えられる「学問の木」ということでございます。

博士も東京の自宅で、楷(かいじゅ)の木を大切に育てていたということで、顕彰会の命名の由来ともなっています。

これからの「楷(かいじゅ)の会」は、この学問の木である楷(かいじゅ)の木と東畑記念館とともに成長し続けてまいりたいと思います。

最後に、株式会社東畑建築事務所の創業者、東畑謙三先生が設計なされたこの東畑記念館を三重県様からお預かりし、大切な施設としてお守りしていくとともに、広く県民に愛される東畑記念館としてまいりたいと思います。

本当に多くのご支援、ご指導をいただきましたことに心から御礼申し上げまして、運営のことばといたします。

本日は、ありがとうございました。

|

« 5.お開き | トップページ | 4.記念のお茶会 »

東畑記念館」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 5.お開き | トップページ | 4.記念のお茶会 »