東畑記念館 一般公開
2月2日の落成式以降、初めての一般公開を6月2日に行いました。
落成式から4カ月経ちましたが、その4カ月のうちには次々と休む間もなく作業がありました。
工事中にもともとあった備品、書籍などは、ご厚意でお借りしました企業様の別倉庫へ移動してありましたので、それらの搬入、東畑建築事務所様から頂戴いたしました備品類の搬入などあり、ふたたび記念館内はごった返して、備品類の掃除や書籍類の整理に追われ、大量の段ボールの山が築かれておりました。
その間にも庭園は草が生い茂り、たびたびの草刈りを行いましたが、草刈機でも草の生育スピードに追い付かず、最後はスパイダモアでの草刈りとなりました。
ハボタンも花が咲き、枯れ始めて見苦しくなりましたので、除去してマリーゴールドの種をまきました。
ある程度マリーゴールドが大きくなるまでは手取りで草引きをしましたので、落成式が終わったのに本当に忙しかったです。
一般公開当日は、改修工事の関係者様はじめ、松阪偉人顕彰団体協議会の方々、「楷(かいじゅ)の会」の会員様など、多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。
東畑記念館の奥半分は、東畑精一博士の顕彰が大半でしたが、一部に東畑謙三先生(東畑建築事務所様)関係、それと「東畑記念館のまわりの生き物たち」の展示でした。
記念館の手前半分は、小中学校の教室形式で、学童机が並べてあり、学校教育のスタイルとなっています。
最大で18人学級まで対応可能となっています。
学童机は高等学校のものですので、児童から大人まで使用可能なものです。
一般公開当日の学校教室では、農業塾の「農業者雑学認定」の問題を8回分、公開いたしました。
また、児童が遊べる「木の学校」を開設いたしました。
次回の一般公開は、令和6年11月2日(土)を予定しています。
またのお越しをお待ち申し上げております。