「2」の価値観
「楷(かいじゅ)の会」の命名者によると、東畑精一博士を深く考察する中で、見い出されたものに「2」があり、「2」は数字とも文字ともとれますが、単なる数字・文字ではなく、東畑精一博士の価値観であると命名者は捉えています。
この価値観ともいえる「2」は、東畑精一顕彰会の命名やその後の会の運営にも深くつながっています。
命名者の深い考察の中で、会の名称は木の名前とするということを見い出し、「2」の木であるものが楷(かいじゅ)であることを解読するのは命名者にとって困難なことでした。
その木は、葉が2(対生状)であり、樹皮が2を描き、2期性(常緑期、落葉期)であることを考察で得て、ネムノキは樹皮が異なり、クスノキは常緑で異なるなど、一致するものを探す中で、楷という木が博士の生活の中にあったことがわかり、命名にいたりました。
また、「2」を基調とした会の運営が会の発展につながるものと考えています。