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2013年8月

「視察研修」について ~中林正悦氏より~

第1期生の視察研修の感想を視察先である、中林牧場の中林社長様から頂戴いたしましたので、原文のまま、ご紹介いたします。
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「視察研修」について

 「麦」がテーマという農業塾の視察研修先に当牧場が選ばれました。「牛もムギを食っとるヤロー!」と、某(M)先生の恐喝まがいのご依頼を喜んで受けました。

 8月17日(土)当日は、猛暑は過ぎたとはいえども、巷では熱中症のニュースが流れるほどの残暑厳しい折でした。

 朝早いうちに牛の管理を終えて、我が家で有りっ丈の椅子を寄せ集め、ご一同をお待ちいたしました。

 1時間少々の短い研修でありましたが、「麦」に関する視察というよりも座談会雰囲気の中で、学校教育から家庭教育、食育から学校給食、TPPから地域の存亡論まで、多少言いっ放しでありましたが、久しぶりに暑さを忘れるほどの熱い思いのぶつかり合いに、まだまだ地域のものを申し続けるアナログ青年でありたいなアー、と実感した研修会になりました。

               (有)中林牧場 代表取締役 中林正悦

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第1期生研修旅行:伊賀市・中林牧場様

 きょうは、総勢10名で松阪農業公園ベルファームから、まずは伊賀市の中林牧場様へと、ベルファームバスで向かいました。
お盆の帰省ラッシュもなく、30分も早く中林牧場に到着したのですが、中林社長は早くも到着を待ってくださっていました。

 さっそく中林社長を囲んでの談話会が始まり、途中、中林社長の息子さん、実質社長といわれる奥様、お嫁さんと、ご一家が次々に談話会に参加してくださり、大変にぎやかな談話会となりました。
社長はじめ、ご一家の話題は、どれも引き付けられるような話題ばかりでした。
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 中林牧場は、伊賀牛発祥当初からの経営で、50年が経過しているということでした。  
会社は良く持って30年といわれる今日において、50年、しかも3代にわたり続いている経営というのは、ひとつの文化財であると思います。
それだけに、ひとつひとつの言葉に重みがあり、聴いている我々を深くうなずかせるものでした。

その中で、「(畜産農家の)嫁は文化人にならんでええ」という、たとえ話もありました。
それだけを聞くと人権問題なのですが、かつて、私(F)は学生酪農実習生でした。
そのときの実習先で、実習1日目に言われたのは、「牛飼いの嫁に知識はいらん」というもので、さらに、「学生酪農実習生は、使い捨ての消耗品だ」と言われたのでした。
そのときの衝撃は、「(言葉にならない)え?????」というのを今でも覚えています。
そして、まさに「使い捨ての消耗品」の生活が始まったのでした。

今になって思うのは、個人的な理解ですが、本当に知識が不要ということではなく、非常に重労働で過酷を極める酪農業で、当時、「賢くなった嫁が我が家に居続けるわけがない」との思いから、とにかくずっと、嫁が一日でも長く家にいてほしい、という神仏に拝むような切実な願いからの言葉だったと思います。

話はさらに進んで、輸出の話、TPP(環太平洋連携協定=自由貿易化交渉のこと)の話へとグローバルな話題となりました。
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輸出について、自社ブランド「忍者和牛くノ一」の商標を取得して、中林社長自らがシンガポールへ出向いて商談を進め、輸出に向けて一定の手ごたえを感じたとのお話でした。

TPPについては、中林社長は「最低
限、絶対米だけは守り通すべき」とお話しいただきました。
8月27日からTPP交渉がブルネイでありますが、中林社長は日本の20団体ものステークホルダー(利害関係者)とともに日本を代表して交渉に参加されるそうです。

私(F)は、農業=その国の文化である、と思っています。
国籍の異なる農産物の大量流通というのは、その国固有の文化をつぶすものである、と個人的に思います。
自国の文化であれ、異国の文化であれ、文化というものは尊重しなければならないと思います。
旬がない農産物どころか、(日本)国籍がない農産物というのは、多くの課題があるのではないでしょうか。

最後は、道徳についての話題となりました。
「もったいない」という言葉が死語となっている、という話からだったのではないかと思います。
本来、家庭でしつけるべきものが、他力本願になっていると、耳の痛いような話だったのですが、まさにそのとおりだと思います。
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話は尽きなかったのですが、その後、中林社長も同席で、伊賀市の「川源」での昼食会となりました。
昼食会でも、話題が尽きることはなく、中林社長はいいお嫁さんに恵まれる秘訣などお話しされ、あっという間の楽しい昼食会でした。

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第1期生研修旅行:三重県立伊賀白鳳高等学校様

午後からは、三重県立伊賀白鳳高等学校様のご協力のもと、ライ麦パンの製パン研修でした。
学校長の辻校長先生が休日でも公務お忙しい中、我々三重スローライフ協会農業塾を歓迎してくださいました。
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研修は、フードシステム科の新崎先生と西島先生のご指導で行われました。
きょうのために、何度も試作を繰り返していただき、ライ麦パンと言っても、そう簡単にできるものではないことを知り、先生方には大変な労力をおかけし、私どものために本当にありがとうございました。
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すでに、パンを焼く直前までご準備していただいてあり、まずパンを焼きガマに入れるところから始まりました。
成形済みのパン生地に切れ目を入れるところを順番に実習させてもらってから、カマ入れをしていただきました。
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15分でパンが焼けるとのことで、その待ち時間には、いろいろな小麦粉の専門的なお話を聞かせていただきました。
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あっという間にパンが焼きあがり、焼き立てパンの試食です。
ライ麦20%入りパンと40%入りパンの2種類の試食をさせていただきました。
外はカリッと、中はもっちりと、メリハリのきいたパンで、ライ麦の素朴な風味が新鮮で、とてもおいしいパンでした。
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製粉工程の学習では、製粉機「ひかり号」は、メッシュ(あみ目)によって、フスマ、粗びき粉、仕上がり粉の3種類に選別製粉ができるとのことでした。
今回のライ麦の製粉に、製粉機に13回も通されたとのことで、粉にすること自体が大変難しいことを感じさせられました。
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ライ麦の製パン研修を通じて、私たち農業者は、生産してからその後、食品となる工程がよくわからずにいることが多いと思うのですが、ひとつの食品が出来上がるまでには、さまざまな試行錯誤があり、その奥深さや専門性を感じることができました。

今回の研修を快くお引き受けくださいました、辻校長先生、熱心にご指導していただきました新崎先生、西島先生に深く感謝申し上げます。
ライ麦という食材研究からいろいろな準備など、きょう以外にもたくさんの時間を割いていただいたことと思いますが、本当にありがとうございました。

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さて、現在、日本で生産される小麦は、主にうどん用です。
日本の気候風土では、パン用の小麦の生産はむずかしく、現在の日本のパン用小麦自給率は、わずか3%となっています。
最近、パン用小麦品種「ゆめちから」が育成されました。
日本小麦で作った純国産パンが食べられる日も近いのかもしれません。

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NPO農業塾の第2期生の募集を締め切りました

NPO農業塾の第2期生の募集を本日、締め切りといたします。
募集期限を平成25年8月25日と設定しておりましたが、現時点で応募者多数となりました。
三重スローライフ協会のほ場面積や教室規模などが決まっており、多人数に対応ができないこと、また多人数では、講師3名では対応が困難である
ことなどの理由により、本日募集を締め切ることとなりました。

多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

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農業塾第1期生 修了証書授与式を挙行いたしました

本日、農業塾第1期生の修了証書授与式を挙行いたしました。
第1期を修了されました皆様、誠におめでとうございます。
平成24年9月より始まりました第1期農業塾ですが、本日17名の修了生が塾長である大原先生から修了証書の授与を受けました。
学ばれた農業を通じて、地域での皆様のご活躍を期待したいと思います。
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修了生を代表して、最年長者のAさん(79)からお言葉をちょうだいいたしました。
元・三重県指導農業士であったAさんは、ご自身は経験豊富であるにもかかわらず「まだまだ知らんことがようけある」とおっしゃり、これからもがんばりたいと述べられ、私たちも大変見習うべき方であると思います。
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 1年間、ご受講いただき、ありがとうございました。
いろいろと多々ありましたが、皆様にご協力をいただきながら、皆様と共にとても楽しく和気あいあいと農業塾を運営して来れましたことに感謝申し上げたいと思います。
これからも皆様とのつながりを大切にしながら、第2期農業塾を運営してまいりたいと思いますので、今後とも講師一同、よろしくお願い申し上げます。
                     (講師一同:大原・森川・藤田)

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第12回 1限目講義 「野菜の病害と防除」

きょう、農業塾第1期生は、1年間の講義の最終日となりました。
きょうの大原先生の講義は、最終日の特別講義となるため、1限目は森川先生の講義となりました。
テーマは「野菜の病害と防除」で、植物も生きている以上、病気にかかるのである、という講義でした。
詳細は、「2013.08.03.morikawa lec.pdf」をダウンロード 201308035

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第12回 2限目講義 「特別講義:修了生との意見交換会」

きょうの大原先生の講義は、第1期生の最終日となるため、特別講義で、修了生との意見交換会を含めた講義となりました。
修了生の皆さんが農業塾の1年間を通して、自分自身の何が変わったのか、おひとりづつお答えいただきながらの講義でした。
その中で、受講生同士の交流の場の設定や実習の充実などご意見をいただきましたので、第2期生に向けて、改善できる点は改善をしてまいりたいと思います。
(すべて改善できるとは限りません、ご容赦を…)
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シルバー人材センター「就農者育成講習」が終了いたしました

 本日、三重県シルバー人材センター委託事業の「就農者育成講習」の全日程が終了いたしました。
松阪農業公園ベルファームのレクチャールームで、
三重県シルバー人材センター主催の修了証書授与式が執り行われました。
おひとりづつ、修了生のお名前の読み上げがあったあと、修了生を代表して、
Tさんが修了証書を受け取られました。
 
 また、NPO法人三重スローライフ協会のほうからは、講師を代表して大原理事長より閉校のごあいさつがありました。
3名の講師が授業を担当いたしましたが、改めまして受講生の皆様、関係者の皆様に深く
お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
これからの皆様のご健康と、さらなるご活躍を祈念いたします。

        三重スローライフ協会 講師一同(大原・森川・藤田)
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就農者育成講習の詳細はこちら↓
http://itpoweron.cocolog-nifty.com/npo/npo2.html
修了生の中からおひとり農業関係に就業されました。
 就農、誠におめでとうございます。ご活躍を期待いたします。

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2013年07月 天気概況(三重県・津) ※気象庁データ

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2013年07月 気象データ (三重県・津) ※気象庁データ

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