ゴボウは、キク科の2年草で、1年草のようにタネをまいたその年に開花することはありません。
春にタネをまくと、冬を越して翌年の初夏に花が咲く2年草の植物です。
ところが、今年の春にタネをまいた中に1株だけ、この秋に花が咲いた株があります。
まさに、「春まき1年草」といえるゴボウです。
ゴボウの花芽分化には、一定の低温が必要とされているので、この株だけ低温のない夏の時期に低温にいつ遭遇したのかわかりませんが、低温以外にも花芽分化を起こす要因があることが推察されます。
タネがとれそうならば採種して、来年の春にタネをまいて、1年草のように秋に花が咲くか、確認してみたいと思います。
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