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2014年2月

【2014.03 農業塾ホームルーム】 受講生のみなさんへ

●3月1日(土)は開校します

3月1日は、平常授業となります。

日時:3月1日(土)9:00~出席をとります。
場所:松阪農業公園ベルファーム・温室教室


なお、悪天候の場合でも、順延する日がありませんので、実習を中止することはありません。
ジャガイモの定植作業を予定しています。
悪天候の場合のご準備をお願いいたします。

準備物:傘、防寒具、カッパ、帽子、長靴、軍手、ビニール袋、鍬、スコップなど

体調のすぐれない方は、遠慮なくお申し出ください。
 講師が代わりに作業を行いますので、無理せずにご見学ください。

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第2期・第6回 1限目講義 「ジャガイモ」

1限目は、森川事務局長の講義でテーマは「ジャガイモ」でした。
同じイモ類であるサツマイモとジャガイモがどう違うのか、などについて講義がありました。
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第2期・第6回 2限目講義 「良き人生のための食・健康・ボランティア」

2限目は、大原理事長の講義でテーマは「良き人生のための食・健康・ボランティア」でした。
良き人生とは何か?という、誰しもが永遠の課題としてあるわけですが、大変難しい問題であるともいえます。
「生きがいを創りピンピンコロリを目指す」というお話がありました。
生きがいが例えば、食・健康・ボランティアであり、良き人生は時間だけ長く生きるというのではなく、死ぬまで課題を持ち続けていくことが大切である、というお話でした。
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第2期・第6回 3限目 「農業塾・天才クイズ」

 きょうは交流会もあり、全員で楽しいゲームをしようと、新企画として「農業塾・天才クイズ」をやってみました。
天才クイズとは、過去にCBCテレビで東海地方のみに放映されていた、小学生出演のクイズ番組で、現在はなくなりましたがかなりの長寿番組でした。
東海地方にお住まいの方なら、ご存じない方はいないのではないかと考え、皆さん童心に戻っていただき、一部を天才クイズに模した形で○×クイズを行いました。
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きょうは昨日の大雪にもかかわらず、受講生14名の出席があり、ちょうど男子7名、女子7名で、ボーイズチーム、ガールズチームにうまく分かれることができました。

ルールとしては、○×クイズで最後まで正解者として残った1名は「農業の天才」、あとに残った正解者の中から5名を「農業の秀才」として認定し、天才賞には「シキシマパン(ライ麦パン)」を、秀才賞には「味付けのり」を、”スーパー街角博士”の大原先生より贈られる、というルールです。
また、ボーイズチームか、ガールズチームのどちらか勝ち組賞には、参加賞のダイコン・ニンジンを先に選ぶ権利が得られるということで、チーム全体でがんばっていただくという仕組みです。
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○×クイズの問題は、農林水産業に関する幅広い分野から、楽しみながら学べるような問題を出題し、森川先生が”農業の天才博士”となり解答・解説を行いました。

最初の問題は、「イネは短日植物である」という問題でしたが、皆さん大いに悩んでいただきました。
おもしろい問題としては、「ど根性ダイコン”というダイコンの品種がある」というのも出題いたしました。
全員正解だったものには、「宮沢賢治は、雨ニモマケズのなかで、一日玄米2合と説いている」という問題で、さすがによくご存知だなと思いました。
また、「”ウドの大木”というように、ウドは木である」という問題では、受講生の方から逆質問があり、我々講師側も一瞬、たじろぐ場面もあり、このように楽しくお互いが学びあうことができたことは良かったと思います。

輝かしい農業塾認定の初代農業の天才には、ボーイズチームのMさんが、また初代農業の秀才には、ボーイズチームのMさん、Mさん、Mさん、ガールズチームのKさん、Kさんの5名が認定され、大原先生より、シキシマパンと味付けのりを贈られました。
認定されました皆様、まことにおめでとうございます。
今後は、農業の天才、農業の秀才としてのご活躍を期待します。

これからも農業を楽しく学ぶ取り組みとして、継続していきたいと思っています。

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第2期・第6回 4限目 「農業塾・交流会」

かねてより、受講生の皆様からご要望のありました、交流会を行いました。
普段は、講義と実習で何かとあわただしく、お顔をあわせてもお互いが話し合ったりする機会もないということで、せっかく同じ目的を持って集まった仲間ですので、交流の機会を持つことも大事なことだと思います。
全員で輪になってお弁当を囲み、おひとりずつ、自己紹介や今までの経歴、近況など話題を提供していただきながら、和気あいあいとした雰囲気での交流会でした。
今後も機会をみつけてこのような場を作っていきたいと思っています。
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NPO農業塾 視察研修 「農業の機械化への歩み」

きょうは、滋賀県長浜市の「ヤンマーミュージアム」へ松阪農業公園ベルファームを8時に出発し、(株)神勢観光バスにて向かいました。
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大原理事長は、別件公務により欠席でしたが、受講生以外のご参加も含め、総勢19名の参加がありました。
きょうの研修テーマは、「農業の機械化への歩み」です。
ヤンマーミュージアムに到着後、全員で記念撮影を行いました。
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ヤンマーミュージアム 「農業の機械化への歩み・水稲」

ヤンマーミュージアム入口のエントランスには、原点となるドイツMAN社の大型ディーゼルエンジンの実物展示がありました。
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一番最初は、エンジンシアターで、迫力のある映像でエンジン内部の動きを見学しました。
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その後、「農業ゾーン」の展示室へ移動です。
乗用大型トラクターの登場です。
トラクターの登場は、人力や牛馬などの畜力に頼ってきた耕耘作業の重労働からの解放であり、極めて大きな意味を持つ農業の機械化への第一歩でした。 2014020114
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乗用大型田植え機の登場です。
手作業では、一人が1日10a(1反)の田植えがやっとできるかできないか、といったところですが、 この田植え機の登場により、1日に約800a(80反)の田植えが可能となり、約80倍のラクチンをもたらしているそうです。
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乗用大型コンバインの登場です。
手作業では、一人が1日10a(1反)の収穫がやっとできるかできないか、といったところですが、このコンバインの登場により、1日に約500a(50反)の収穫が可能となり、約50倍のラクチンをもたらしているそうです。
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無人ヘリコプターの登場です。
水稲の農薬散布は、重労働であり、農業者の農薬の被ばくは避けられない問題でした。
無人ヘリコプターの登場により、農業者の健康を守り、効率の良い一斉防除が可能となりました。
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農業の機械化は、重労働からの解放、生産性の向上など飛躍的な進化の一方で、大部分の農家の労働力は他産業へと移り、農家を兼業化へ向かわせる要因となりました。
また、生産コストに占める農業機械は非常に高価で、農家の多くは”機械化貧乏”となりました。 

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ヤンマーミュージアム 「農業の機械化への歩み・野菜」

田んぼの機械化については、大型農機の展示などを見てもわかるように、田植えから収穫までの一貫したトータルな機械化が進みました。
現在では、収穫後もライスセンター(乾燥施設)、カントリーエレベータ(乾燥貯蔵施設)が整備され、生産のみならず、出荷販売にいたるまで機械化されています。


しかし、一方で野菜はそうではありません。
現在でもすべての作業が機械化されていないのが現状です。
たとえば、ダイコンの間引き作業、ホウレンソウの収穫、ナスの収穫など、収穫・調整などの多くの作業が手作業です。
水稲用コンバインは、ムギの収穫にも使えるのに対して、キャベツの収穫機は、ハクサイの収穫には使えません。
水稲は、一斉収穫ですが、野菜は必ずしも一斉収穫ではありません。
野菜は人間が目で見て、選択的に収穫をするのが一般的で、これらのことが野菜の機械化を難しくしています。
つまり、野菜は、個別の機械化が必要となるのです。
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展示室では、「カレーを作る技術」として、たくさんの野菜の機械が紹介されていました。
・バレイショ茎葉処理機
・レタス移植機
・全自動ネギ移植機
・乗用全自動野菜移植機
・乗用型ニンニク植付機
・人参収穫機
・えだまめ収穫機
・歩行型かんしょピッカー
・ダイコン収穫機
・たまねぎ収穫機
…このように野菜の種類別にたくさんの機械があることがわかります。

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ヤンマーミュージアム 「あらゆる産業の機械化」

農業の機械化から始まったディーゼルエンジンですが、その後、農業だけにとどまらず、漁業、建設、発電などあらゆる産業を支えるエンジンとしても活躍しています。
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エンジンの熱を利用した足湯がありました。
屋上の展望台では、琵琶湖や伊吹山が見渡せました。
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ヤンマーミュージアム 「美しき世界は感謝の心から」

「美しき世界は感謝の心から」は、ヤンマーの創業者である山岡孫吉氏のお言葉で、創業の精神となっているようです。
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社名のヤンマーは、豊作のシンボルであるトンボの”オニヤンマ”から命名されたそうで、農業の生産力向上への思いが社名となったようです。
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また、”ヤン坊マー坊天気予報”は有名です。
同社のキャラクターのヤン坊・マー坊が”天気予報”を伝えるというものですが、天気予報である点が農林漁業者を応援する同社の姿勢を表すものだと思います。

農業の機械化への歩みは、あらゆる産業の発展の歩みであり、創業者の動力としての小型ディーゼルエンジンの開発の功績は、大変顕著なものです。

1985年、米マイクロソフト社より、Windows1.0が発表された時のように、世の中に大きな感動を与えるものであったと思います。

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2014年01月 気象データ (三重県・津) ※気象庁データ

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