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二十四節気の「立春」です

二十四節気とは、季節を知るための暦のことです。
それは、1年間の太陽の動きをもとにした暦だからです。
太陽の位置は、気候を決め、自然や農業の目安となるものです。
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きょう、2月4日は二十四節気の「立春」にあたります。
理科年表によると、「寒さも峠を越え、春の気配が感じられる」とあります。

立春は、里山の草木がかすかに芽吹いてくるなど、初めて春のきざしが現れてくるころです。
暦の上では春でも、まだまだ寒い日がしばらく続きます。
その寒さを「余寒」とよび、もう春なのでこれは冬の名残りと、冬の寒さと区別しています。

「梅は咲いたか、桜はまだか」と春の到来を待ちわび、やがて白梅が咲き、そのあとに紅梅へと続きます。
昔から「梅とウグイス」とよく言われていますが、梅の咲き始める時期と、ウグイスの初音が聞かれる時期には、多少のずれがあります。
梅が散ってしまわないうちに、ウグイスの初音を聞くことができるでしょう。

立春をすぎて、最初の午(うま)の日にお稲荷さんへお参りする慣わしは、もともと田の神様を山から里へ迎え、豊作を祈る意味がありました。

春一番の山菜は「ふきのとう」です。
春の旬の味覚をぜひ味わってみてください。
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三重県津の気象庁データ(過去30年間)によると、
2月4日の平均は、
・平均気温 4.9℃(最高平均 9.1℃、最低平均 1.4℃)、
・日照時間 5.6時間
となっています。

2015020113
アブラナ科ナズナ属
Capsella bursa-pastoris
ナズナ

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