第5期・視察研修 「日本農業の機械化への歩み」
今年は雪が多く道路事情を心配していましたが、大変良い天気に恵まれ、予定通り滋賀県長浜市にある”ヤンマーミュージアム”へ視察研修に向かいました。
この研修は、日本農業が動力による機械化によって、人力による重労働からの解放と農業の近代化への道のりを学ぶための重要な研修と位置付けています。
きょうは、受講生10名の皆さんと引率者3名の13名で、ベルファームバスを借り上げ、行いました。
バスを快く貸し出していただいたベルファームの方々に感謝申し上げたいと思います。
また、実施に当たって受講生の皆さま方のいろいろな面でご理解、ご協力をいただき、ありがとうございました。
まず、ヤンマーミュージアムへ到着後、全員で記念撮影を行いました。
このあと、自由行動で館内の展示物の見学を行いました。
ロビー中央に配置されたディーゼルエンジン実物模型は、創業者の「農作業をもっと楽にしたい」という想いの原点となるものだそうです。
”エンジンシアター”では、ディーゼルエンジンの仕組み、そのパワーを大型スクリーンで紹介されていました。
乗用型トラクターは、農作業を”労働から操作へ”進化させました。
乗用型コンバインは、これまでの収穫3作業(刈取り、脱穀、選別)を一体化させ、省力化、短時間化を一気に押し進めました。
動力は農業だけでなく、あらゆる産業の基盤となるものです。
建設現場で活躍するおなじみの”パワーショベル”です。
動力の歯車の仕組みや、かつての技術者のシンボルであった”計算尺”の展示もありました。
今回は、バスでの移動時間が長い行程でしたので、少ない時間を有効に使っていただくため、お昼を含めて自由行動といたしました。
それでも時間が足りないようでしたが、中身の濃い有意義な研修になったのではないかと思います。
視察研修ということで、受講生の皆さんには、研修レポートの提出を課しています。
ご提出のありました、ある受講生様の研修レポートの原文を掲載します。
--------------------------------------------------------
農業塾「視察研修」に参加して 受講生
今回も、研修旅行に参加させていただき、又、皆さんの行いが良いのか天候に恵まれ、渋滞・事故等に会うこともなく雪山を眺めながら楽しく行かせていただき有難うございました。
さて、研修旅行の内容ですが、ヤンマーミュージアムには、初めて行きました。残念ながら、我が家には、ヤンマー製品はありませんが会社に勤めていた頃、工場を訪れた思い出があります。(何十年も前ですが・・・!)
農業の発展・進化にヤンマー製品がいかに貢献してきたかがうかがい知れる展示内容で、ヤンマーの技術力又、製品を実際に触れ、動かしてみる体験が良かったと思います。
農業機械に興味をもつ、小さな子は多くいて、そこから農業に携わる若者が増えると日本の農業の未来も明るくなると思います。
又、建物等も自然環境に配慮されていると感じました。
私は、観光は長浜城へ行き、市内観光はあまりしていません。もう一度、今度は家族で訪れたいと思います。
最後にこの研修旅行を計画された先生方、有難う御座いました。特に藤田先生、運転お疲れさまでした。
---------------------------------------------------------
| 固定リンク
コメント