第5期・第10回 3限目実習 「ゴマの間引き、麦刈り、ジャガイモ収穫ほか」
3限目の実習は、ゴマの間引きからでした。
間引き実習用に厚まきしてありました。
何度か間引くのですが、一番最初に間引く作業が最も大変です。
そのあと、根深ネギの草引きもあっという間に終わりました。
次は恒例の麦刈りで、スローライフ的なノコギリ鎌と足踏み脱穀機の登場です。
今の全自動コンバインでやっていることをすべて人力で行うことで、ブラックボックス化したコンバインの作業がわかるようになります。
農業の機械化を学ぶうえで重要な実習となっています。
脱穀したあとの麦わらは、すぐにナス、ピーマンへの敷きわらへと使いまわしていきます。
人力での風選をしています。
人力で麦がらを飛ばすのは、なかなか容易ではありません。
麦刈り終了後は、一列に並んでのナスの誘引作業でした。
そのあと、ジャガイモの収穫を行いました。
最後に、ジャガイモを「分ける作業」です。
この作業は、農業ではことのほか重要な作業ではないかと思っています。
農業では昔から「おすそ分け」という農業独特の「分配経済」がありました。
今や、何でもだんだんとお金の経済に変わってきていますが、分配経済というものがいつまでも続くといいなと思っています。
盛りだくさんの実習、お疲れさまでした。
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