【2019.03 農業塾ホームルーム】 受講生のみなさんへ
●3月9日(土)は、開校します
3月9日(土)は、平常授業となります。
日時:3月9日(土)9:00~出席をとります。
場所:松阪農業公園ベルファーム・工房教室(予定)
準備物:飲み物、帽子、長靴、軍手、ビニール袋、鍬、スコップなど
※農場は天候によって強風で非常に低温となることがありますので、必ず防寒着をご持参ください。
●3月9日(土)は、開校します
3月9日(土)は、平常授業となります。
日時:3月9日(土)9:00~出席をとります。
場所:松阪農業公園ベルファーム・工房教室(予定)
準備物:飲み物、帽子、長靴、軍手、ビニール袋、鍬、スコップなど
※農場は天候によって強風で非常に低温となることがありますので、必ず防寒着をご持参ください。
受講生の皆さんが楽しみにしてみえる恒例の視察研修は、新しい研修内容の視察となるよう講師としても研究を積み重ねているところです。
今回の視察研修は伊賀の巨木・名木に焦点をあてて計画をいたしました。
参加人数10名での視察研修となりました。
まず、最初の巨木名木は、「カエデ橋のカエデ」でした。
カエデ(モミジ)は、もともと巨木になることが難しい木だと思います。
次は「木の館・豊寿庵」で資料館などの見学を行いました。
樹齢700年の大杉の丸太原木があり、資料館の入り口から入れそうもない大きさでしたので、どのようにして入れたのだろうと話題になっていました。
別の資料館の方には日本の茶室や和室の展示もあり、ヒノキや杉の木の香りただよう和室内で、皆さんからこんな家に住みたいとの声が上がりました。
次は高山の「高徳寺のカゴノキ」です。
神社・仏閣では、「加護の木・火護の木」などと書くようです。
植物的には幹が鹿の子の模様に似るため、「鹿子の木」とすることもあります。
お楽しみの昼食は「山里レストラン・あわてんぼう」でランチをいただきました。
我々と同じNPO法人で、松崎理事長を中心にさまざまな取り組みをされており、同じNPO法人として応援していきたいという思いから、視察研修では5回目の利用となりました。
当日は、松崎理事長様から大変な歓迎を受け、廃園の保育園跡地の活用から始まり、農林水産大臣賞の受賞までの取り組みなどをご説明をいただきました。
ランチも手作りの野菜を中心とした優しい味でとても美味しかったです。
また、当日は茶道教室をされているということで、松崎理事長様のご配慮で参加をさせていただけることになり、またとない経験をさせていただきました。
お心遣いをいただき、本当にありがとうございました。
お昼からの視察の初めは、「阿山小学校のセンダン」からでした。
小学校の校庭内にあるため、外から眺めるだけとなりました。
次は「高倉神社のケヤキ」でした。(画像:左)
神社自体は別地にあり、その神社の鳥居とケヤキがあります。
その次は、「果号寺のシブナシガヤ」です。
寺の裏の空き地にそびえたっています。(画像:右)
その次は「正月堂のテーダマツ」です。
この松はアメリカ原産の三葉松で、葉が3枚ある珍しいものです。
日本の松は、二葉松か、五葉松です。
その次は「西念寺のカヤ」です。
門の奥に幹周囲6m超の巨木が居座っています。
最後は「常福寺のコウヨウザン」でした。
「コウヨウザン」は、漢字で「広葉杉」と書き、葉の幅が広い杉です。
きょうの見学では奇妙なことに気が付きました。
杉の球果が松ぼっくり状になっていました。
たくさんの巨木・名木に巡り合う旅はいかがだったでしょうか。
多くの巨木・名木は、神社・仏閣に多くあります。
どれも我々の先祖の方々から大切に守り受け継がれてきたものばかりです。
人の短い寿命をはるかに超える長寿やその巨大な姿は神様、仏様の存在として大切にされてきたのだと思います。
大変お疲れのところではございますが、研修レポートの課題につきまして、ぜひよろしくお願いいたします。
受講生の皆さまのご協力のおかげで今回も楽しい研修旅行となりました。
本当にありがとうございました。
ベルファームより津と伊賀の市境にある長野トンネルを抜けると気候が急変し足元より寒気が伝わり車外に居るととても寒かった。最初は「かえで橋」で巨岩の上の楓の古木を見た。秋の紅葉の季節にはすばらしい景観になるのだろうと想像された。次の「木の館」では、日本最大級の杉の原木が展示されており圧巻であった。更に各種木材の表示されている値段には驚かされた。次のカゴノキは、樹皮が鹿の子の斑紋になっていて珍しく又幹の間から別種の樹木が生長しているのも珍しかった。昼食は阿波の展望なる「あわてんぼう」の山里レストランで地産地消のお弁当をおいしくいただきました。又スタッフ一同が地域活性化に大変努力をされていることにはとても感心いたしました。センダンは直近によく見たかったので車内からの視察だけで心残りであった。ケヤキは、神社の鳥居の傍にあり神社が道路川で分断されているのが奇異に思われた。シブナシガヤの古木は国の天然記念物になっているのにはびっくりしました。次のデータマツは2葉5葉の松は身近にあったがこの松は3葉であり初めてみました。隣接する寺院にはカヤで樹齢五百年と推定される古木、巨木であった。最後のコウヨウザンはスギ科であったが一見松のような樹木で大きな実がなっているのがみられた。短い時間ではありましたが巨樹・古木の生命力の強さ偉大さ、歴史を強く感じられた一日でありました。今後機会があれば地元松阪市の巨樹古木を是非視察したいと思います。最後にこの寒い季節にスローライフ協会の先生方の企画運営に感謝いたしましてこの視察研修旅行の感想とさせて頂きます。
平成三十一年三月九日
今日は、伊賀の巨木・古木を見学、日々暮らしの中で見過ごしてしまう事に、深く知るチャンスを頂きました。
いろいろな木々に、面白さ、発見、感動がありました。
ある館では、大木の切断面を間近で見て、圧感でした。展示の木々を見比べたり、使われ方を学びながら見学でき楽しかった。他では木の肌が鹿の子の模様そっくりの、不思議で素敵な木や、松とは思えない驚きの松や木肌は杉、葉はカヤのよう、実は成長すると松ぼっくりそっくりのおもしろい風変わりの木、樹齢500年ほどの古木、穴ができて、外側の木で生きる生命力現われる感動の木、天然記念物の木、県の木などなど、寺、神社には、巨木、古木が多く守り残されていて、行く機会があった時には、少し眺めてみようと思う。
お昼は、保育園の跡を利用して、地域活性化されている女性グループの、工夫された手料理を食べながら、運営の努力話しなども聞いて勉強もし、食後のお茶会では、季節を味わう歓びを感じられる、細やかな心使いのあるおもてなしで、貴重な体験をさせて頂き、充実した楽しい昼時でした。
一日で多くの木を見て学んで来ましたが、急がされる感じも無く、ゆっくり行動のできた時間のように思いました。
普段見過ごす何気ない日々のひとこまも、目を止め、ゆっくりしてみる事も、大事な人生の一つかなと思いました。
最後に、沢山でしたが能率良く行け、安全運転で無事帰って来られた事、楽しく過ごせた事に感謝。
二月の野菜つくりの少ない時期ということだろうと思いますが、伊賀の巨木・名木めぐりの視察研修に妻と二人で参加させていただきありがとうございました。
参加に対して・あまり気負わず、あまり行ったことのない伊賀地域への小旅行として参加しよう。・自分が農業塾でどんな先生と、また、どんな仲間の方と取り組んでいるかを妻(家族)に知ってもらうこと。・樹木について今まであまりにも知らないことが多いのでこの機会にいろいろ勉強しよう。そんな目的をもって参加させていただきました。
研修巨木は
①カエデ橋のカエデ、巨岩に乗っかり通る人を観察でもしているようで秋再来したい
②木の館 豊寿庵、木のぬくもりを感じる和室展示と樹齢七百年の直径十mの大杉は信楽にあったもので徳川家康の伊賀越えを見ていたのかもと思うとワクワクでした。
③高徳寺カゴの木、本堂を火災から守るために檀家が寺内に縁起担ぎで植えたともいわれるらしい。
④阿山小学校のセンダン、調べた処、センダンは学校に植えられることが多いらしく、「栴檀は二葉より芳し」のことわざが影響しているのかもと感じました。
⑤高倉神社のケヤキ、神社の鳥居横に立ち道路で参道が遮断され木の環境としても悪くなっているようであった。
⑥正月堂のテーダ松、今年還暦の米国産で、調べた処、マツクイ虫には強いらしい。
⑦西念寺のカヤ、実はコメの不作時に食料にするため寺院や神社に植えたらしい
⑧常福地コウヨウザン、大きな枝がないのは樹の特徴か、杉をザン豊海松ぼっくりのような実を付けるのが奇妙に感じた。
また巨木以外では
食事場所の「あわてんぼう」、松崎理事長の熱意のある説明、特に感銘を受けたのは近隣の農家より野菜を寄付してもらいそのお礼として、お金ではなく「お弁当券」を発行して協力いただいている農家さんとの信頼関係を大切にしている→そんな地道な関係構築などを農林水産省が評価して二〇一七年に大臣賞をいただいたということ、我々が当日参加することを受けてその午後に開催される茶道教室の準備を早めて、また高価なお茶碗を人数分準備いただき、お茶を呈していただいたことなど、おもてなしの心を感じることができました。
ネットで調査したところ、幹回り(幹囲)が三m以上のものを一般に「巨木」、五m以上のものを「巨樹」と呼ぶことが多いそうです。
松阪の巨樹は飯南赤桶の水屋の大クス(幹囲十二m・樹齢千年)三重の巨樹は御浜町の引作の大クス(幹囲十四m・樹齢千五百年)日本一の巨樹は鹿児島蒲生の巨大クス(幹囲二十四m・樹齢千五百年)、因みに屋久島の「縄文杉」は(幹囲十六m・樹齢三千年)で世界最大の巨樹は米国加州セコイア国立公園のジャイアントセコイア(幹囲三十一m・樹齢二千二百年)だそうです。
樹木は、人間のように一つの体で生まれて死んでいくのではなく、木は百年、千年と生き続けることが出来、何回でも再生でき、またお寺神社など地元で大切に守られてきたのかも知れませんが、木は置かれた環境で、常に全力で生きており、また樹齢の年月の間にこれらの木の下で何があったか、何を見ていたのかを思うと巨木の偉大さを感じることが出来ました。
最後に慣れない車で運転して下さった藤田先生、また知識の少ない私たちに細かなところまで説明頂いた森川先生 ありがとうございました。
今回の研修で、風雪に耐え生き続ける巨木のエネルギーには凄まじいものがあり、そのエネルギーを肌で感じることができた有意義な研修であったと感じました。
視察研修「伊賀地域の巨木・名木めぐり」に参加させて頂き大変良い学習ができました。
かえで橋の楓は、巨岩の上に乗った古木でその根の張りに力強い生命力を感じました。
次に木の博物館である豊寿庵へ向かい、館の中に、日本最大級の杉の雄姿たる原木があり、地元人は、神の霊感を感じたようです。年輪を生かしての木取りにより、柱や天井板など様々な用途に利用されていて、興味深いものがありました。
高徳寺のカゴノキは、剥げ落ちた樹皮が、鹿の子の斑紋のようで面白く、「火護の木」として、地域を火から守っていたんですね。
昼食は山里レストランあわてんぼうで、阿波の食材を使った地産地消のお弁当を頂き美味しかったし、理事長さんの地域一体化のお話は、感激致しました。受取り野菜と弁当券の引換のアイデアは素晴らしいと思いました。お茶教室にも参加させて頂き、梅の花のおもてなしに、美味しいお抹茶、素晴らしいひとときを過ごさせて頂きました。
次はバス車中より、小学校のグラウンド中央にそびえたつ栴檀の木を、見ました。「栴檀は双葉より芳し」と、ことわざを口ずさむ人もいましたよ。雄大でした。
その後、高倉神社の鳥居の傍のケヤキの大樹は、和銅年から、ここ通る幾何人を見、護ってきたことでしょう。
バスは果号寺へ、ここの境内隅にあるシブナシガヤは、渋皮が薄く、国の天然記念物に指定されていました。私達も実を拾いました。
正月堂のテーダマツ、葉が三葉と珍しかったです。早く大きくなるとは、戦後の国の木材増殖にもってこい。後、島ヶ原西念寺の大木カヤの木は、県内一の太さ、不作に備えた作物として、重宝がられた事でしょう。
最後に常福寺の広葉杉は高く、杉ぼっくりを沢山つけていました。
研修に参加し、近隣の樹々をも注意深く見るようになり、大変有難い旅に感謝致します。
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