「伊賀の巨木名木」視察研修旅行に参加して 一般生Dさん ※原文のまま掲載しています
視察研修「伊賀地域の巨木・名木めぐり」に参加させて頂き大変良い学習ができました。
かえで橋の楓は、巨岩の上に乗った古木でその根の張りに力強い生命力を感じました。
次に木の博物館である豊寿庵へ向かい、館の中に、日本最大級の杉の雄姿たる原木があり、地元人は、神の霊感を感じたようです。年輪を生かしての木取りにより、柱や天井板など様々な用途に利用されていて、興味深いものがありました。
高徳寺のカゴノキは、剥げ落ちた樹皮が、鹿の子の斑紋のようで面白く、「火護の木」として、地域を火から守っていたんですね。
昼食は山里レストランあわてんぼうで、阿波の食材を使った地産地消のお弁当を頂き美味しかったし、理事長さんの地域一体化のお話は、感激致しました。受取り野菜と弁当券の引換のアイデアは素晴らしいと思いました。お茶教室にも参加させて頂き、梅の花のおもてなしに、美味しいお抹茶、素晴らしいひとときを過ごさせて頂きました。
次はバス車中より、小学校のグラウンド中央にそびえたつ栴檀の木を、見ました。「栴檀は双葉より芳し」と、ことわざを口ずさむ人もいましたよ。雄大でした。
その後、高倉神社の鳥居の傍のケヤキの大樹は、和銅年から、ここ通る幾何人を見、護ってきたことでしょう。
バスは果号寺へ、ここの境内隅にあるシブナシガヤは、渋皮が薄く、国の天然記念物に指定されていました。私達も実を拾いました。
正月堂のテーダマツ、葉が三葉と珍しかったです。早く大きくなるとは、戦後の国の木材増殖にもってこい。後、島ヶ原西念寺の大木カヤの木は、県内一の太さ、不作に備えた作物として、重宝がられた事でしょう。
最後に常福寺の広葉杉は高く、杉ぼっくりを沢山つけていました。
研修に参加し、近隣の樹々をも注意深く見るようになり、大変有難い旅に感謝致します。
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