病害虫

ホオズキカメムシの卵です

サツマイモの葉裏に”ホオズキカメムシ”の卵を発見しました。
茶色の光沢のある卵で、ブツブツと産み付けられていました。
よくピーマンの茎に群がっているカメムシで、群がる感じはアブラムシのように集団で群がっています。
虫もアブラムシに似ていますが、アブラムシと違って、カメムシですので虫のサイズがアブラムシより10倍ほど大きいです。
カメムシ特有の臭いは、ないようです。
201406226

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テントウムシの卵です

ダイコンの間引きの際に、ダイコンの子葉の裏についていたものです。
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ふ化してみないとわかりませんが、多分、ナナホシテントウなどのアブラムシを捕食する益虫タイプのテントウムシの卵ではないかと思います。
鮮やかなオレンジ色でブツブツしていて、
何か気持ち悪さがあるのですが、益虫だと思います。
ナス科植物についている同様のテントウムシの卵は、ニジュウヤホシテントウという、葉をレース状に食害する害虫タイプのテントウムシです。
テントウムシといっても、益虫と害虫の2タイプがあります。

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ダイコンにカブラハバチの幼虫が発生しました

カブラハバチは、幼虫時にアブラナ科の葉を食害する害虫です。
1.5cmほどの黒い幼虫で、さわると画像のように体を丸めて地面に落下します。
体色は、ほどんど真っ黒が多いのですが、よく観察すると画像にもあるように、黒から灰~緑までかなり個体差があるようです。
他の害虫と見まちがえないようにしたいものです。
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オクラに”フタトガリコヤガ”が発生しました

オクラの大害虫で、フタトガリコヤガ幼虫が発生しました。
アオイ科の植物を食害する害虫ですが、農業上、特に被害が出るのは、オクラです。
常に葉の上にいて、終齢幼虫は画像のように、かなり目立つ警戒色でよくわかります。
若齢幼虫は、黄緑色単色で、あまり目立ちませんが葉の上にいることで発見されます。
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終齢幼虫             若齢幼虫

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スイートコーンの大害虫です

スイートコーンの大害虫で、経済的被害が大きい害虫にアワノメイガがあります。
雄穂付近の茎から植物体内に侵入することが多く、左の画像のような侵入跡があります。
侵入後は、右の画像のように、雄穂が折れて白化し、枯れたようになります。(赤丸印)2013071311
201307133

侵入跡のあった茎を割ってみたところ、左の画像では、さなぎとなっていました。
このさなぎがアワノメイガであるとすると、年2~3回発生するようなので、第2世代であると思われます。
また、右の画像では幼虫が出てきましたが、よく見ると、アワノメイガではないようです。
幼虫の特徴から見ると、タバコガの幼虫ではないかと思います。
トマトやピーマンなどにも同様に、植物体内に侵入する害虫です。
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ニンジンアブラムシが発生しました

今年はアブラムシの発生が多いですが、ニンジンの株元にアブラムシが発生していました。
株元は、現在、土中に埋まっている状態であり、地上部で発生しているというより、地下部で発生していました。
そのため、ニンジンを引き抜かなければ、発生が確認できない状態でした。
発見から数日後、ニンジンの中心部の芯葉が黄化しはじめました。
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2013060633

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アヤモクメキリガ幼虫が発生しました!

サヤエンドウの株をよく観察すると、保護色でアヤモクメキリガの幼虫がサヤエンドウを食害していました。
幼虫は、白色の点々が規則的にあり、側面には白線と赤い点々があります。
若齢幼虫はその特徴がまだ現れていません。
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若齢幼虫(中心部)       終齢幼虫

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セリ科植物の害虫・キアゲハの幼虫発生!

セリ科植物を食害するキアゲハの幼虫です。
写真は、体長5cmほどの終齢(5齢)幼虫です。
農業塾の実践農場で、セリ科のニンジンを食害していました。
幼虫がいるところのニンジンは、食害されて葉脈だけになるので、その存在がわかります。
2012102719葉脈だけになると
 かなり目立つ。
 この付近に必ずいる





終齢幼虫は、捕殺しますが、捕殺は森川先生の担当です
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キアゲハの終齢(5齢)幼虫

 警戒色で、かなり毒々しい。
 捕殺すると変な臭いがする。
 年2~4回発生する。

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