【マメ科】 ラッカセイ

第2期・第9回 1限目講義 「ラッカセイ」

きょうの1限目は、森川事務局長の講義で「ラッカセイ」でした。
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ラッカセイの大量の根粒菌です

ラッカセイの収穫時に、1株だけ、おびただしい量の大量の根粒菌が観察されましたので、画像を拡大してご紹介します。
普通、根粒菌は、根にブツブツと観察される程度のことが多いのですが、この株だけ、
ビッシリの根粒菌がついていました。
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球状のものが根粒菌ですが、輪切りにしてみると、根粒菌の内部は、多くは赤色のものが詰まっています。
内部が赤色の場合は、「有効根粒」といって、盛んに窒素固定を行っています。
内部が白色、緑色の場合は、「無効根粒」で、窒素固定を行っていません。
内部の画像は、残念ながら、うまく撮れませんでした。
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このように、おびただしい量の根粒菌が観察された株と、その他の株と収量を比較してみると、なぜか、あまり差がなかったように思います。

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マメ科・ラッカセイの根粒菌

きょうは、マメ科植物のラッカセイの収穫をしたところ、根には根粒菌がたくさん観察されました
マメ科植物の根には、「根粒菌」といって、写真のように丸い粒がついていることがあります。
根粒菌は、空気中のチッ素を固定しマメ科植物に与え、マメ科植物は、根粒菌に光合成産物を与える共生関係にあります。

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根粒菌

 黄色の円内にある丸い粒。
 根粒菌とマメ科植物は、
 互いに養分の交換をしている。
 これを「共生関係」という。

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